映画

2008/06/18

駿な朝めし

むずむずむず

「まり通信」のまりさん 

パズーな朝めし」って!

聞き逃せないメニューです。


ちなみに我が家の息子は

「ハウルな朝めし」にはまっていて ずーっとこればっかり。

(ちなみに ベーコンと目玉焼き)

さしずめ コナンな朝めしは「生魚」

トトロな朝ごはんは「ご飯みそ汁メザシ」

てとこでしょうか…。


マニアな話題で すみません。

↑どうしてもつっこみたかった


でもこの「パズーな朝めし」 子供の頃 母が見ていた雑誌

おそらく『私の部屋』とか『美しい部屋』といった類か

それに外国の一コマとして載っていて

「ステキ!」と感激して 自分で作った覚えがあります。

まあ パンに目玉焼き ありがちではありますが…


あと 何年か前に見た映画で

食パンを丸くくりぬき その中に卵を落として焼いたのが出ていたね。

これも まねしてみたよ。

ハートにしても かわいいかもしれない。


明日の朝はパズーで決まりだね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/09

『スター・ウォーズ エピソード4』フォースと宇宙意識 2

「宇宙意識」とは ラズロー博士によればこうである。

The field of cosmic consciousness they experience is a cosmic emptiness-a void. Yet, paradoxically it is also an essential fullness. Although it does not feature anything in a concretely manifest form, it contains all of existence in potential. The vacuum they experience is a plenum: nothing is missing in it. It is the ultimate source of existence, the cradle of all being. It is pregnant with the possibility of everything there is(ErvinLazlo Science and the Akashic Field --An integral Theory of EverythingP155).

(前述の)彼らが体験した宇宙意識とは 宇宙の空白「真空」である。しかしながら 逆説的にそれは本質的な充満でもある。だが それを具体的にはっきりとした形で特徴付けることはできない。彼らが体験した真空は充満であり すべてのものを生み出す場である。そこにあるすべてのものの発展の可能性を宿している(アーヴィン・ラズロー『叡知の海・宇宙―物質・生命・意識の統合理論をもとめて』P155。


「スター・ウォーズ」で言うところの 

「宇宙に満ちていて 私たちを取り囲み つなげているフォース」と

かなり近いんじゃないかと。


それは身近なところで 「気」という言葉に言い換えられるかもしれない。


この引用部分の直後に 

「Basically, the same kind of experience is recounted by people who practice yoga and other forms of deep meditation. 実は同じような体験が ヨガや他の深い瞑想をする人々によって詳しく語られるP155。」

と述べられている。

「自分が自分が」というエゴの声を聞き分け いまの自分の状態を客観視でき

自己が他と同化する状態を引き起こす「瞑想」だが

それは 呼吸を整えることで 地球の自転と同調するからだ とどっかで読んだっけ。

自他との境があいまいになって 

相手が自分に 自分が相手になる という体験は

ユングが 幼少のころに体験した 

「石に座っているのが自分なのか 座っている石が自分なのか わからなくなった」
 
という状態に近いようにも思う。


「スター・ウォーズ」モードに入った私は

エピソード4・5 と見て 

ずっと見てなかった完結編エピソード3を やっとこさ見た。

この章では 穴禁 (変換がこうなった)

アナキンがいかにしてダース・ベイダーになったのか という経緯が語られるのだけど

かわいそすぎる。哀れんでしもうた。

このままで一日が終われるか!と思い

アナキンの息子 ルークが暗黒面から父親を救うエピソード6を見て ホッとした。

「スター・ウォーズ」って ある意味「アナキン物語」だな。


それにしても アナキン役 ヘイデン・クリステンセン

「森泉」入っちゅう。くりそつです。

ちなみにこの珍しいお名前 

お父さんがデンマーク系カナダ人だから だそーです。


せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/07

『スター・ウォーズ エピソード4』フォースと宇宙意識

さっそくスター・ウォーズ エピソード4を見た。

11年ぶり。

公開20周年記念のときに作られた特別篇だが

最新鋭の技術でCG処理をした と言ってから11年も経ってしまった。

始まりのところなんか「こんなんだったっけ?!」と思うくらい

まるで初めてだった。


いま インディー・ジョーンズが20年ぶりで続編が公開されようとしているが

劇場予告を見たら さすがに時の流れを感じましてね。

いまハリソン・フォードは 65歳だそうだ。

ということは スター・ウォーズ公開当時 34歳!

いつのまにか とっくに追い越していた…。やっぱり若いよ。

ナルニアの面々も 30年経っても映像はあのままのため

ウィリアムくん ずいぶんわげがったな… ということになりそうだ。

誰でも年はとるわけで

シルベスタ・スタローンもハリソン・フォードも 

あの手この手でアンチエイジングを図っているのが見て取れるが

もう無理することないのに…と思ってしまう。痛々しい。

↑安っぽい同情

いや 本人がやりたきゃやるしかないんだが。

年齢を重ねると 若い時のようには行かないのが普通だから

オードリー・ヘップバーンが 晩年ボランティアに献身したように

過去の栄光にすがるより 違う価値観に目覚める必要がある

と 思わせられる。


さてさて 肝心のスター・ウォーズ

主人公のルーク・スカイウォーカーは 平凡な暮らしに飽き飽きしていた。

帝国軍の反乱分子である あの3POとR2というドロイド(ロボット)が流れ着き

帝国要塞の地図を オビ・ワン・ケノービに渡す任務を遂行しに来る。

これらのドロイドを買ったルークは 彼らに巻き込まれていく。

ルークの父親は 優秀なジェダイの騎士であったが

養育者のおじとおばは その気質が本人にも十分にあることを知っていた。

だが ただ優秀なだけではなかったことが二人の言動から匂わせられ

ルークが危険な道を歩むことになるのを恐れて 父親が騎士であったことを隠し

平凡な暮らしを彼に強制していたのだった。

オビ・ワンに会うことによって ルークの本来の性質が発揮され

「フォース」という力に目覚めていく。

そんなかんじー。


この「フォース」という力の定義 セリフではこうなっています。 

「フォースは ジェダイの力の根源であり 生命体が作り出すエネルギーの場である。われわれを取り囲み 宇宙を結びつけている。」

“The force gives the Jedi power. It's the energy field created by all living things surrounds us. It penetrates and binds the galaxy together. ”

まるで『賢者の石』だよ。以前は完全に流して聞いてた。

そんで 昨日なぜか たまたまめくっていた本に

同じような定義をしているものがあったんだけど

フォースって 「宇宙の意識」なんじゃないか と。


つづく

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/06

気になるタムナスさん

ここ一週間 ナルニア王国(DVD)に頻繁に出入りしてまして

かなりお熱です(死語)。

1章「魔女とライオン」に出てくる フォーンという半人半獣 タムナスさん

なかなか重要な人物なのですが

裸に赤い毛糸のマフラーを巻いています。

いざ「白い魔女」軍団と戦うという時になり

タムナスさんは なんと果敢にも「丸腰」で敵軍へ突入!

オーッと!何度見ても ハラハラするぜー

タムナスさん 裸マフラーはいいから 

お願いだから 何か鎧の一つでもつけて…

武器も持たずに だいじょうぶかよ~


物語の最後で 彼は 4兄妹に戴冠する役目をするのだけど

戴冠の儀式という正式な場とあって

赤いマフラーを 緑色の上等なベルベットらしきマフラーに替える。

そこは抜かりがないのね。


この戴冠式の場面を見ると

「スターウォーズ エピソード4」の最後に出てくる

メダル授与のシーンを思い出す。

チューバッカという 「フガー」としか言わない人物(動物というべきか)や

色々な宇宙人が出てくるのを見ていると

ナルニアのドワーフ フォーン 野生動物といったキャラクターを彷彿とするしね。

ジョージ・ルーカスが 

神話学者のジョセフ・キャンベル『千の顔を持つ英雄』を参考にして映画を作った

とか

黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』を参考にした

ということが知られているが

今回そんなことを思った。

また スター・ウォーズでも見てみるか…

A long time ago in the galaxy far, far away...

     STAR WARS

チャーン パパパパーン パパパーン

せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/03

ナルニア王国物語「カスピアン王子の角笛」

見た。

第一章「ライオンと魔女」よりもまたかっこいい戦闘シーンがあり

よだれが…


前作で ナルニア王国を100年間冬に閉じ込めていた白い魔女を破り

ペベンシー兄妹4人は 現代のロンドンに戻った。

1300年後 戦闘民族テルマール人に滅ぼされた王国は廃墟となった。

テルマール人であるカスピアン王子が 王位継承をめぐり命をねらわれ

古より伝わる角笛を吹き 兄妹はまた王国へと呼び寄せられる。


アクションのシーンも見物だが やはりストーリーが面白い。

この次どうなるんだろう?もっと見たい という気にさせられる。

そして 魔女 ドワーフ 森の木 動物も人間のように話すあたりが

『指輪物語』を彷彿とするのだった。


今回 カスピアン王子の役をやるベン・バーンズ

うーん濁点が多い

4兄妹が典型的なイギリス人の顔であるのに対して

イギリス人+精悍な顔つきを求めてオーディションを行ったそうで

これまたいい男です。


が わたしは俄然ウィリアム・モーズリー派です。

そんなこと 私に言われたくないだろうが…

長男ピーター役のモーズリー君 今回も長い一騎打ちの場面があり

ここだけ100回くらい見たい。

いや10回 1回でも…


でも 彼の普段の髪型 9:1くらいの かなり極端な分け方なんだよね。

この髪型が似合うのは 彼ぐらいじゃなかろうか。

もし 薄くなったら9:1はやめて欲しい。

すだれ満月…


あと「ハリー・ポッター」で ロン役をやっている

ルパート・グリントと映っている写真を見つけて

ナルニアVSハリー・ポッターの構図を垣間見た気がした。

(いや 仲睦まじそうだった)


今回の「カスピアン王子」で 長男と長女役がおさらばするそうだ。

ナルニア王国は 大人が入れない場所 という設定らしい。

ネバーランドみたいだな。

残念だ…

DVDが出たら 死ぬほど見よ~っと。

せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/05/23

200805171237000
いろいろと日々みなさんと話す中で たくさん発見があります。

気づいたことを つれづれと。


自分がこういう人なんだ とさらけ出すことによって

離れていく人があるかもしれない

そういう恐れは だれにでも 多少なりあると思います。でも

「自分が生き方を変えることによって 今まで親しかった人が離れていく

それは別に悲しむべきことではない 本当に必要な人は 留まる」

と 『人生の転機』(キャロル・アドリエンヌ)で言っているように

全てが悪いことではなさそうです。


本当の自分と向き合うことって 恐ろしいですね。

他人を悪者にして自分が悪くないことにしたい 逃げようとしている自分 

つい先日 そういう自分に改めて気がついて 胃が痛くなりました。

「人生にどんなことが自分に起きるか」

ではなくて

「起こったことに対して 自分がどう反応するか」

それが大事なのだそうです。

直接謝ったほうがもちろんいいのですが そういう勇気も機会もないので

自分を奮い立たせて 謝るために紙にしたためることにしました。

その結果 相手に嫌われたとしても しょうがないな と

いい意味で 開き直りました。


ポストに手紙を入れた瞬間 胸のつかえがとれたように感じました。


いつも 自分の外側に原因があるのではなく 自分の内側に答えがある。

『スター・ウォーズ』の中で 主人公ルークが

敵ダース・ベーダーが父親であることを知り 苦しみます。

そんな苦悶する中 父親を倒すところを想像する場面がある。

戦って倒れたダース・ベーダーのマスクがとれると 

それはなんと 自分なのでした。


「ついに本当の敵がわかった。それは 自分自身だ

(Now I found my real enemy. It is me , myself.」

(ジェラルド・G・ジャンポルスキー『ゆるすということ』Gerald G. Jampolsky “Forgiveness” THE GREATSET HEALER OF ALL P123)

どこまでできるかわかりませんが とりあえず

「あなたが抵抗するものが存在し続ける(It will exist what you resist.)。 」

というユングの言葉通り 自分と向き合うことにしませう。


ダース・ベーダー だすー

せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/05/22

『崖の上のポニョ』と毎日の暮らし

「ポニョ」のチラシをもらったら こんなことが書いてあった。

「海に棲むさかなの子ポニョが 人間の宗介と一緒に逝きたいと我儘を貫き通す物語。…アンデルセンの「人魚姫」を今日の日本に舞台を移し キリスト教色を払拭して 幼い子供達の愛と冒険を描く。

海辺の小さな町と崖の上の一軒家。少ない登場人物。いきもののような海。魔法が平然と姿を現す世界。誰もが意識下深くに持つ内なる海と 波立つ外なる外洋が通じ合う。

…少年と少女 愛と責任 海と生命 これ等初源に属するものをためらわずに描いて 神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。」

これは 宮崎駿監督が ポニョの舞台背景を表したものだが

宗教色を払拭する 意識下の海 神経症の時代というキーワードが 

自分にヒットする。


先の「ナルニア」 あれは聖書を下地に作られたものだとされていて

見ようによっては原理主義的だととる人もいるらしい。


ゲンリシュギって なんだべ?


宗教上の原典を絶対視する主張・態度を指す用語だそーだ。

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の監督が言っていたが

魔法省や 現職の校長と取って代わったアンブリッジの動きは

「これ以外の考え方は受け入れない」とする原理主義的な動きであり

自分の考えだけが正しいのだという 

現代にも見え隠れする病理を暗に表している とのこと。


でもね

宗教の経典は 一人の人間が主張したものではなく

何代にも渡る人類の意識下にあるものが総決算されたもの。

宗教に描かれている象徴 主題 は 洋の東西を越えて共通している。

そして 神経症の患者たちが見る幻影には

その宗教の象徴・主題と一致するものが多い。

普段私たちが起きている時の意識とは別の次元にある

「変性意識」「右脳体験」といったものは

人種を超えて一致してるよな と いつも思わされる。

わんだぢの文化はこうだ おらほ一番 といった差別 それが争いを生む 

「いかに違うのか」ではなく 「いかに私たちが同じなのか」

その「つながり」を見たい。


むかし日本がロシアやトルコの難破船を助けて

未だに彼らが親日家であるのを見ると

敵か味方か という違いよりも 同じ人間じゃないか という共通意識が

連帯を育んでいるように思う。

そういう姿を見ると いま必要なのは「これだな」と思うのです。

毎日の暮らしの中で起きる ささいないさかいから 

生死を隔てる天災が起こっている世界を見渡しても。


「私たちのつながり」それをどう描くのか ポニョに期待している。


ポニョポニョポニョ さかなのこ♪


せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/05/19

お気に入り 3 筋肉の躍動

昨日 テレビで『ナルニア王国物語』見ましたー。

C.S.ルイス原作の大ベストセラーを本格的に映画化したシリーズ第1作。第二次大戦下のイギリスで、ペベンシーの4兄弟姉妹が、疎開先の屋敷の洋服ダンスから、異世界の「ナルニア」へ入ってしまう。白い魔女によって100年の冬を強いられたナルニアで、彼らが英雄となるまでを、壮大なスケールと、めくるめく映像で展開していく。(Amazonより)

これまで見たことなかったのですが

どれー テレビさ 入るんだば 見でみるが 

と 思って。

やはり『ハリー・ポッター』以来 ファンタジーブームなんすかね。

『指輪物語』 『ゲド戦記』 『ナルニア王国物語』。

映画を見ていて 『指輪物語』みたいだな と思うシーンがあった。

指輪物語 J・R・R・トールキン と

ナルニア王国物語 C・S・ルイスは 親友だった とのことだよ。

フムフム。


『ナルニア』は7章まであり 

昨日の映画は「ライオンと魔女」というものだった。

4人の兄弟姉妹が ワードローブの中から ナルニア王国という異界へ入り

白い魔女に魅了された次兄を取り戻し 王国を救うべく 奔走する。

戦いのシーンがすごく迫力があって

白い魔女と一番上の兄貴の一騎打ちに もーうっとりdog

「かっこいい~!」

人間てさ 黙っている写真を見てかっこいいとかステキというより

ダンスとか スポーツとか動いている姿 だよな。

だから 筋肉番付とか(笑) バレエダンサーとか 田臥くんとかさ。

モデルとかにイマイチピンとこない。

モデルさんたちは 私にそんなこと言われたくないと思うけどさ。

わっはっは


5月21日(水) 第2章「カスピアン王子の角笛」公開だそうです。

行くべし。


せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/05/04

映画『HERO』と『マジェスティック』

<HERO>

休みが続いているので

珍しくDVDなんかを借りてみる。

旦那が 映画「HERO」を借りたので一緒に見た。

フジテレビが見られていた時代に

ドラマを見ていた名残というべきか…。

今はいいとも スマスマなど リアルタイムでは見られないが

(そもそもあまり見ないが)

地デジの時代がくれば

青森県にテレビ局が2つしかないということで 

「チャンネル2(※現在は3局)」などと小ばかにされたのも

遠い記憶になるであろう…。


今回この映画の予告も何も見ておらず

イ・ビョンホンが出ていて驚く。

↑訳知り顔に書いていますが 別にファンではない

先日 キムタクが週刊誌の見出しで大いに叩かれていたが

何かしたのかしらん。有名人はツライね。

でも キライじゃないよ。

はっけってるシーンで 

キムタクの走り方が自分の走り方にそっくりで また驚く。

X脚というんでしょうか。

後ろに蹴り上げた足が 外側に着地し

女の子が照れながら走っているような 内股走りになる。

子供の頃 この走り方でどんなにバカにされたことか…。

キムタク よくやってくれた。

我が児玉清と大塚寧々が 時の流れを感じさせた。

お互い老けましたな…

お前もな 

(二人からのつっこみ)


今回 松たか子と 松本幸四郎 親子が

敵対する者同士として描かれているのが見物なんでしたね。

タモリも フジテレビがないと 見る機会が少ないから

たんげも久しぶり

↑けやぐかよ

かつて「HERO」の2時間スペシャルが放映されたそうだが 

青森県人として復活していたため 見ていない。 

この映画の前提となる内容らしく 

タモリと中井貴一の役どころが 今ひとつつかめない。

中井貴一はそのドラマスペシャルで 犯人だったそうだが

今は 病気で死を待つのみとなった。

入院先のベッドに 静かに微笑んで座っているんだけど

なんというかね 

髭をたてて白い病院服を着ている風貌と

凛とした佇まいが

今から切腹する侍みたいなんだよね。

なんだ あの存在感は。

お姉さんは元気かしら。


ちょこっと出てくる端役にも 知っている面々が登場して

単純に面白かった。

こういう分かりやすい娯楽映画も よいものだ。


<マジェスティック>

こないだ見た暗~い映画『ミスティック・リバー』に

ティム・ロビンスが出ていたので

前に見た『ショーシャンクの空に』をもう一度見るべと思い

結局 ジム・キャリー主演『マジェスティック』を借りた。

監督が同じらしいので これはいいかも知れんと。 

やっぱし いがったね。

1950年代のハリウッド、新進脚本家ピーター(ジム・キャリー)は、非米活動委員会から共産主義者の疑いをかけられた直後、交通事故で記憶を失い、ある町へとたどりつく。そこで彼は映画館「マジェスティック」館主ハリー(マーティン・ランドー)の息子であり、戦場で行方不明になっていた第2次世界大戦の英雄ルークと間違えられてしまう…。 Amazon

古き良きアメリカの時代背景が好き。

家や車 ファッションや髪型がすごくいい。

全体にあたたか味があるように思う。

エンディングに Nat King Coleの歌が流れてね。

好きだよ~これも。 

ジーン・ケリー『雨にうたえば』(1952)

『エデンの東』(原作1952 映画化1955)

50年代のアメリカには 実に惹かれるものがあります。


ジム・キャリー演じるピートは

川から車ごと転落し 頭を強打 記憶喪失になる。

流れ着いた浜辺で助けられるが 

その町で戦死したとして今だ帰還していない「ルーク」

彼にそっくりだということで大騒ぎになり

そのまま ルークの父親に迎えられ 生活する。

この父親役 マーティン・ランドー いいよ~。

日本人のような顔立ちというかね 親しみを覚える。

息子が帰ってきた と言って大喜びしてね。

映画館を復活させてこれから というときに

急なお別れがくるのだけど

例によって メガネにティッシュをはさんだまま見た。


いつだったか 旦那が借りてきたマンガ本「ドラえもん」で 笑

のび太が 死んだおばあちゃんに タイムマシーンで会いに行き

信じてもらえないかもしれないけど

僕 大きくなったのび太です と言った。

おばあちゃんは「わかってましたよ」と答える。

これ読んだときも メガネティッシュ。

これ 子どものときにも読んだけど また泣ける。

(そのマンガ本は 感動するヤツだけ集めたものだった)


ドラえもんはさておき

ピートが ルークという英雄を通じて

それまで権威や体制に従順だったのが

自分を貫く勇気を得る。

赤狩りの裁判で 裁判官に物申すシーンが見ものです。

だまって言われたとおりに

「共産主義活動をしない」という誓約書を読むか。

それとも自分を貫いて刑務所に入るか という瀬戸際

「ルークだったらこう言うでしょう」

と言って立ち上がる。


余談ですが

淡谷のり子も 戦中に華美な服装をして歌うなと国に言われたが

歌手たるもの 美しくない格好で人前で歌ったところで

夢や希望を与えられない と つっぱったらしい。

これまでにも 「体制」に反抗して自分を通そうとする人を見るたび

心を揺さぶられる思いがする。

「いい子」じゃ いかん というわけだな。


『マジェスティック』の冒頭で 

ジム・キャリーが出てくる店の名前

彼を一躍有名にした映画で出てきた店と同じだった。

ヒッチ・コックをエキストラから探して見つけたような

ジブリの映画の中に 前作のモチーフを見つけて喜ぶような

そんなささやかな楽しみがあるね。


連休万歳

せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/21

新川田譲監修『心理カウンセラーをめざす人の本』

新川田譲監修『心理カウンセラーをめざす人の本』 成美堂出版 2008/3/20

この本読んでよかった。

いままでずっと 

「心理学に興味がある」

と自覚してはいたものの

いったい どんな種類があるのか

それに興味がある自分は何なのか

字と図で一目瞭然

「こうですよ」

と 見せてくれるような内容になっている。


前にも書いたことがあったけど

どの仕事もそうであるように

人に何かを教える仕事というのも

ただ技術的なことを習得して伝える

それだけでは できないというのが実感です。

一人の人 その日一日あった出来事

教室に来る直前の出来事

家族 友だち 先生 その他

いろいろな関わりの中で教室にきて

「さあ 英会話をやりましょう」

と マニュアルどおりにやろうとしても

まったく進まないこともある。

教育心理学の分野を 一応研修でやりますが

そんなね 一朝一夕にはうまくいかないものです。

生身の人間ですからね。 

その人が態度に見せない心の状態

うれしいのにうれしくない態度をとってしまう とか

そういう 心理的な洞察ができると

私たちは 相手に対して寛容になれる

と 思います。

多少は。


目次はこうなっています。

1.心をケアするってどんな仕事? 2.社会が求めているカウンセラー 3.カウンセリングの基本を学ぼう 4.心理学がわかる基礎用語 5.カウンセラーの仕事の実態 6.カウンセラーへのインタビュー 7.カウンセラーの資格 初級編 8.カウンセラーの資格 上級編 9.知っておくべき心理学の分野いろいろ 10.学会 大学 一覧


10-5分もあれば すぐ読めます。

とても読みやすい字体と内容です。

そして 専門的なことのほかに

コラムが充実している。

ここが書きたかった。

「必見!映画で心理学」というコーナー

これ見てびっくり

これまでに 自分が好んで見てきた映画が

たくさん載っている。

ははーん 心理学的な映画が好きだったのね

と 腑に落ちた次第です。


「ビューティフルマインド」

「グッド・ウィル・ハンティング」

「恋愛小説家」

「息子の部屋」

「普通の人々」

「パッチアダムス」

見たよ見たよ~

「普通の人々」(The Ordinary People)

なんてのは かなり古い映画だよね。

これ 20年くらい前 学生時代に見た。

監督 ロバート・レッドフォード。

ある家族の兄が事故で亡くなり
 
弟が情緒不安定になる。

セラピーを受けるに従って

両親がそれぞれに抱えていた問題が

浮き彫りになる。

この本には

「個人の病理は その家族全体の病理である」

とありますが 

家族の支障が子供に表れる という点は

教育するものが心得ておくべき重要なポイントだ

と感じています。

その子供ひとりが 好きで登校拒否になったり

ひきこもったりするわけではないよね。

その人一人だけが直ればいい

わんだぢは 関係ない

という ご都合主義に

私は強く反対します。

社会の病理も 弱者に表れる という意味で

今のわげ者 なってねー

とか

とんでもない犯罪が起こっているのを見て

「親 悪いんだ」「しつけなってねんだ」

とか

犯人探しをするのも不毛だ。

これは 私たち一人ひとりの問題だ。


つづく

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/02

「有頂天ホテル」

三谷幸喜作品 見たいと思っていたので

旦那が会社の人から借りてきて ちょうどよかったです。

あらすじや登場人物の説明は 他に任せるとして

これを見て まず

世の中で成功していると思われている人も

実は 舞台の裏では

「もうできない!」

とか

「もうオシマイだ!」

などと叫んで 実際に発狂しているかもしれないな

愛人や隠し子 金 汚職 といった修羅場を

くぐりぬけているんだろうな

と 思った。

小市民には関係のないお話ですがね。フッsmoking

しかしながら

今の等身大の自分を偽って うそをついたり

虚飾しようとするのではなく

人に何を言われてもいいから

やりたいことやれよ

自分がいいと思ったことを かっこ悪くてもやれよ

というのは感じた。


「かっこ悪くてもいいから やりたいことやれ」


せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/01/17

自分で選ぼう

先月の末に 髪を切りに行きました。

担当の美容師さんに「グルメさわだ」に行ったことを話したところ

その方が「本当は写真家になりたかったんですよ」と 教えてくれました。

でも 写真の勉強というのは いかにせんお金がかかる

ということで あきらめたのだとか。

今も出かけた先で 写真を撮ったりもするが

ご主人の作品の方が 味があっていいものが撮れる。

自分にはどうも才能がないように思われるのだそうです。

…オドロキました。

その美容師さんは まず腕がいい。

そして こっちの要望を丁寧に聞いて

どういう風にこれから切るか とか

終わった後には これこれこういう風にしました

という かゆいところに手が届く説明をしてくれます。

とても信頼しているので もうこの人以外からは切ってもらいたくない。

ところが 本当は写真家になりたいという夢を抱いていたとはね。

でも 人が 本当にやりたかったことを話すとき

とてもイキイキして見えます。

それがすごく好きでーす。

なので 自分が本当に好きなことをしている人を見たり

その人の体験談を読んだり聞いたりするのが また好きなのです。

その最たるものが 田臥くんであって

文字通り 彼は私の「ヒーロー」なのです。

英雄は 一生聖杯に手が届かないが

その目指す高みに向かって努力していること自体が

聖杯そのものなのです。

たとえ 認められなくても。 


ジブリの映画に 『耳をすませば』 というのがありますね。

高校受験を控えた主人公の雫(しずく)は

進路を決めるときに 自分の本当にやりたい「作家」か

それとも 普通に高校へ行って大学へ進む道を選ぶかで 揺れ動く。

好きになった男の子が 自分のやりたいバイオリン作りを進路に決め

イタリアに下見に行ってしまいます。

その上 雫の母親は大学院に在学中で修士論文を書いていたり

勝気で家事でも何でもこなす大学生の姉は 自活するといって家を出ます。

どんどんみんなが自分のやりたいことを見つけて 実現している中で 

雫はとても焦り 一つ物語を書こう と心に決める。

受験前のテストで成績を落とした彼女

学校から呼び出され 心配した両親とついに向かい合い 

「自分を試すって決めたんだから 今やらなくちゃ」

と 宣言します。

心配しつつも 大学院生の母親は「身に覚えがある」と言い出し

黙って聞いていたお父さんも こう切り出します。

「雫がやりたいようにやらせてみようか。一つしか生き方がないわけじゃないし。だけどな 人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。誰のせいにもできないからね。」

図書館員のお父さんは ずっと図書館で調べ物をしている娘を見守っていました。

口少ないけど ここぞというときに子どもを信頼して「やってみろ」と言ってくれるお父さん

すばらしい!

物語の完成を見届けてくれる 雫の想い人のおじいさんもまた すばらしい。

いろいろな大人の目が 子どもの成長を見守ってくれているんだよね。

まさにこれを地で行く体験談を 昨日お聞きしました。

そっくりですね。つか このまま ですね!

子どもは 本当にやりたいことがあったら 反対されても何度も説得する。

親は 親心から当然サラリーマンや手堅く稼げる仕事を進めたいが

子どもの「失敗してもいいからやってみようという気持ち」を応援する。

先生も 生徒が自分で決めたことを応援する。

子どもが 自分で行為を選ぶ練習と

不安になったら そばで年長者が応援することと

そして 失敗したら励まして 次へつなげるようにすること。

これをいつも見せられているように思う 今日この頃です。

今気づいたけど 田臥くんのご両親や先生方も

まさにこうして応援してきているね。

せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/07

他者のために生きる

先日の“Delfonix Fever”から1週間が経とうとしています。

いまだ外国の方々が 続々と訪問されているようです。

オランダ語 ドイツ語 スェーデン語…

やはり英語で書かれたは 世界を身近にする。

ジョン前田氏のブログを読んだ方が

自身のブログで こちらを紹介しているのも見かけました。

あるいは

“Purpose of life”

で検索をかけて こちらに来ている人もいらっしゃいます。

「人生の目的」という言葉には

人をひきつける要素があるんだなと あらためて思いました。

先のクリアファイルには こうありましたね。

“The purpose of human life is to serve,
and to show compassion
and the will to help others. ”
(人生の目的とは 奉仕することであり
そして他者を助ける気持ちと思いやりを見せることである)

“Life is an exciting business,
and most exciting when it is lived for others. ”
(人生とは エキサイティングな出来事である 
そして 他者のために生きる時が最もエキサイティングである)

「他者のために生きる」

「他者を助ける気持ちをもつ」

なんだかこれが キーワードのような気がしてきます。


最近我が家で 『未来少年コナン』を借りてみています。

小学生のときに リアルタイムで見たのですが 

毎週楽しみにしていたし 学校でも話題にした記憶があります。

息子も興味深く見ているようだし

われわれ親側も 懐かしい。

この物語はアレクサンダー・ゲイ『残された人々』が原作なのだとか。

初めの設定は 衝撃的です。

西暦2008年7月
核兵器を上回る威力の超磁力兵器による戦争で、
人類の大半が死滅した後、海面上昇によって多島海化した
世界における少年コナンと少女ラナの冒険を描く。」

来年の7月 ですな…。


内容は こうです。

コナンが活躍する舞台は、戦争でそれまで築かれてきた
高度な文明が破壊され、中世段階まで後退した世界である。
コナンの世界で文明らしさを代表するものとしてインダストリア
の三角塔が登場するが、人間が生んだ愚かなものの象徴と
して、この作品のテーマとかぶってくることになる。
人間はなぜ生きるのか?
人間にとって真の豊かさ、幸せとはどんな形なのか?
という永遠のテーマを観る者にさりげなく投げかけてくる。
Wikipedia

ここでも「人生の目的」がキーワードになってますね。

残され島という小さな島に 

「おじい」とたった二人で住んでいたコナン。

太陽エネルギーの秘密を知っている

重要人物ラオ博士の孫 ラナが 

島に漂着するところから 物語は始まります。

彼女をめぐって 大人たちが醜い争いをしていて

その島にも追っ手がくる。

追い払おうとした「おじい」は負傷し 

死に際にコナンにこう告げます。


「仲間を見つけろ。そして その仲間のために生きろ。」


英雄譚では 自分のためだけに力を使ったとき 

堕落するパターンがあります。

宮崎駿アニメにも常套な主題です。


未来少年コナンとは

未来であり 

現在にも見える状況であり

そして 過去にもあった出来事だよね。

だから いつの時代にも普遍的で

飽きさせない。


別に ジブリ礼賛というわけではないけれど

私は「英雄の資質」ということに興味があるし

英雄譚とは結局 私たち一人ひとりがどう生きるかを示す

先人のヒントだから

そのメッセージは読んだ方がいいと思ってるのでね。

「いや わっきゃ 勝手に生きるんだ」

と 遠回りしても

結局 歴史何千年の目には かなわない。

そんなふうに 文学には 私たちを導く役目があるけど

今はなかなか長い物語を 腰をすえて読むことがされない。

だから 文学をアニメで紹介している宮崎駿は エライ。


この時間は

「お忙し氏」とされる私に 突然降ってわいた自分の時間。

おかげで瞑想できました どうもありがとう。


現在過去未来~♪

せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/09/17

数学者の映画

ここ最近で一番の大雨

こないだの台風のときより降ってる気が…

そんな中 休みだというのに も少しで授業でーす いえーい

みんなはりきっていこ~

(私だけ…?)


連休なのにもったいないね。

まあ 天気は選べませんな。

今日は ビデオ鑑賞なんかいいんじゃないでしょか?

「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」 てのも見ましたよ。

グィネス・パルトロー主演

アンソニー・ホプキンスがお父さん役で数学者なの。

アンソニー・ホプキンスが 普通の役やっているの

もしかして初めて見たかもな?

ハンニバルのイメージが強くて

いや 役者やのう~。

すっかりいいお父さんでした。

娘 パルトローが世紀の大発見の数式だかを見出して

それにまつわる 父 姉 研修者で恋人 とのやりとり

なんすけどね。

これまでにも 数学の映画 色々見ましたが

これは その中では ちょっと今ひとつパンチに欠ける気がします。

↑説明がうまくない…

「ビューティフル・マインド」

天才数学者ジョン・ナッシュの半生を描いたもので

これは面白かった おススメです。

数学者や物理学者の話は いつも面白い。

ピーター・フランクル&広中平祐 両氏のお話や著書も好きです。


おおお

大雨だ だいじょうぶか?!


せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/09/14

「歓びを歌にのせて」

借りてきました DVD。

むさぼるように 日々過ごしております。

落ち着けー。


スウェーデン映画です。

スウェーデン映画と言えば

前に「エヴァとステファンとすてきな家族」ってのも見ました。

どちらも 何かしらうまくいっていない登場人物が出てきて

周囲の人と 励ましあったり 傷つけたり

仲直りしたりしていく過程が描かれます。

そういう どこにでもいそうな人物と 

何気ない日常生活を映画にしたものが 結構好きです。


歓びを歌にのせて

これは タイトルがいいな と思って すぐ決めたね。

著名なオーケストラ指揮者ダニエルは、 日々の忙しさから体調を崩し、やむなく第一線を退く。 心を癒すために生まれ故郷へ戻ってくるが、 村人へ心を開こうとはしない。

ある日、地元のコーラス隊の指揮を頼まれる。
心から音楽を愛する彼らの気持ちに触れ、
ダニエルは再び音楽の素晴らしさを実感していく。
コーラス隊のメンバーは、それぞれに様々な問題を抱えて、
ダニエルを通じて音楽から勇気をもらい、
人生の"1歩"を踏み出す自信を得る。

夢に見たコーラスコンクールの日、
ダニエルとひとりひとりの気持ちがつながり、
ダニエルは人生で最高の幸福感を得る。

そして・・・

(Avex映画インフォメーション)

最初 単純に

ウーピー・ゴールドバーグのSister Act2みたいなのかな

と 思ったんだけど 全然違ったね。

最後のコンクールのシーンで優勝して終わり

とか

そういう簡単なハッピーエンドじゃない。

デンマーク映画だけど 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」的な

そういう暗さを持った映画だ と思う。

まずしょっぱなから 人が死ぬ。

そういう 残酷なシーンがはっきり描かれる。

あと ラブシーンじゃない 「性」と何か?!という問いかけもする。


チャンチャンバラバラ&どたばた

ユーモアたっぷりに流れ

最後にハッピーエンドという

ハリウッド映画に慣らされていた私は

ニュー・シネマ・パラダイス

八日目

ダンサー・インザ・ダーク

のような 人が生まれてから死ぬまでに出会うだろう

負の感情や辛い体験を全て盛り込んだ映画を見て

しこたま びっくらこいたのだった。

アメリカ映画は 死ぬというテーマを取り上げたものでも

こんなにはっきりと あからさまには描写しないと思う。

最近は 

死と性(単なるエロスでねくて)を描写している方が

普通の人生かも と思うようになる。


「死」といえば

隠れユンギニアンにお借りした 河合隼雄『宗教と科学の接点』には

「死の位置」と題して

私たちがいかに 「死ぬ」ということを避けるようになったかを

アメリカを取り上げて検証している。

「近代医学の発達によって われわれはともかく死を少し遠ざけられるようになった。しかし 死はいずれやってくる。ここで極端に死を拒否しようとする信条が『近代科学』と妙な結合を行うと 第一章に述べたような アメリカにおける死化粧兼防腐処理(エンバーミング)の隆盛のようなことになってくる。死者はまったく『生けるが如き』姿のままでいるし 花束は美しいし 葬儀屋の巧みな演出によって 参列者は出来る限り死に直面しないようにあるいは 死のことを忘れてしまうようにされる。しかし いかに工夫されても死を否定し去ることはできない。」P77-8

スタインベックも ユングの著書をかなり持っていたらしく

生涯を通じた作品全てに 影響を受けたと言われていて

『エデンの東』でもはっきり「墓を花で飾るようになってから 人間が堕落した」

ということを書いている。


だからといって アメリカとアメリカ人を非難しているつもりはなくて

アメリカ という文化に 自分たちの姿が見えるよね。

自分たちが避けたい苦しいこと

死や悲しみ 

自分の中にある ずるさ 妬み そういうこと全部が

自分を作っている要素なんだよ と

ユングは指摘しているわけです。


くどい。


最後に

この映画の盛り上がりは

中間で 夫の家庭内暴力におびえる女性ガブリエラが

ソロのパートをまかされ

多くの聴衆の前ですばらしい歌声を披露するところだ と思う。

スウェーデンにおいてトップアーティストとして活躍する

ヘレン・ヒョホルム という方だそうです。

ちなみに同い年っす。

じょんずだよ~ ぜひ機会があったら見てね。


せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/09/01

「幸せのレシピ」

なんと もう9月。

秋の気配 ですね。


さて 2・3日前のお話を いたしましょう…


いやあ~。

「痛い」ということは 理性が働きませんな。

実家の母に 痛かったら「鎮痛剤」か 

さもなくば「精神安定剤」を飲むべきだと諭されました。

痛いのを耐えて 周囲に当り散らしてはいけません。

勉強。

我が家はただならぬ惨状

ちょっとしたことで義父にあたり

一人で えへこんつけでいました。

(訳:すねていました)

& 子どもが「幼稚園に行きたくな~い」


怒涛の朝を なんとかやりすごして接骨院に行き

先生にもんでもらっているうちに

気持ちもほぐれていきました。


私 「体 かでー人 

気持ちも かだいっていうよね その通りなんだけどさ」

(体が堅い人は 気持ちも硬いっていうよね)

先生 「精神的なことが体に影響することはあるよ

体がいつも緊張していると 休まるときがないから

肩こりになる。」

私 「…それだ。」

先生 「(頭をもみながら)ほら あだま かでーんだね!」

一同 笑

帰りに せめてもの罪滅ぼしにと

デパートで 息子の弁当箱を買う。

フタの模様を がりがりっ!とやっちゃったんでね。

ついでに だんなの弁当箱も買う。

ご主人様のものを買うのに ついでとは何事か。

いい気分になる。

買い物も楽しいものだ。

すてきな服が 半額になっていたので すかさず買う。

「半額」 それは すてきな響き。


おいしいコーシーと (注:コーヒー)

ベーグルサンドでにっこにこ。

帰りに 映画の予告のチラシがふと目に入る。


「一生懸命もいいけど ちょっとのサジ加減で 違う何かが見つかるかも…。」


9月ロードショーだという キャサリン・ゼタ・ジョーンズ主演「幸せのレシピ

このコピーは 自分に向けられたメッセージのように思い 一枚もらう。


「Today's Menu

自分の仕事は完璧にしたい。

プライベートを優先させるのは後ろめたい。

甘えている自分は嫌い。

楽をしていると不安になる。

人に弱みは見せたくない。

自分で決めたルールがある。

泣くときは いつも一人だ。

これは そんなあなたとよく似た誰かの物語―。」


この映画は

人気レストランの料理長を務める 完全主義者のケイトが

厨房に音楽と息抜きをという 陽気な副料理長ニックと

亡き姉の遺児として引き取ることになった9歳の姪ゾーイの存在によって

その人生を変えていくという物語。


「やりがいのある仕事 自分の居場所 でも 立ち止まってしまったら

置いていかれてしまいそうな不安 そんな彼女が人知れず流す涙を

あなたはきっと知っているはず。

まだ気づかない幸せは 

自分が決めたルールの外にあるかもしれない。


「ここに サジあり」


せば!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/08/24

映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』

時間が合わず 

あわや 吹き替え版か?!と危惧されましたが

無事 字幕版を見ることが出来ました。

いがったです。


ポイントを集めて タダでチケットを手に入れ

ドリンク付きで鑑賞した。

今度からこれだ と 病み付きになりそうだ。


肝心の映画は

前半 かなり物語が重苦しくて 暗く

「永井」

いや 

「長い」

と 思っていた。

その変換が1番かよ


ロンの双子の兄が

規則にがんじがらめになった学校にしびれを切らして

全てをぶっ壊しにかかり

はちゃめちゃやったあたりから 調子が出てきた。

そっからは あっという間に終わった。


噂では ヴォルデモートとダンブルドアの対決が見物だということだったが

あまりの大音響に

おばさん 耳をふさいでました。

スター・ウォーズ ヨーダのライトセイバー戦を思い出してたよ。


一緒に見に行った友人sと

次の作品へのつなぎとして

今 中だるみだよね

ということを話していました。

今までのテンポのよさはなくて

もう 真剣でシリアスな内容でございます。


結末が気になって

6巻と7巻を 今すぐ読みたい

そんな気分です。


みんなは 見た?


せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/07/29

Music of the Heart 2

夫と別居し実家のニュージャージーに戻ってきたロベルタは、
友人のアドバイスでバイオリンの腕を活かして
ハーレム地区の小学校でバイオリン・クラスの臨時教員となる。
初めは誰も真剣でなかった子供たちだが、
彼女の熱心な指導でみるみる上達していった。
10年後、人気授業となっていた彼女のクラスは
市の予算削減のため打ち切られることになる。
彼女はクラス存続の資金集めのためコンサートを企画する。
しかし、開催日が迫る中、予定していた会場が使用中止になってしまう……。
(yahoo!映画 解説より)

前回書いたとおり

この作品は 実話に基づくもの。

自分が「やりたい」と思った一つのことに情熱を注ぐと

いかに シンクロニシティが頻発して

願いが叶えられていくかを示すような

そんな映画の一つです。

この場合 セレンディピティ という言葉もピッタリきます。


女手一つで 子どもを抱えて

この先どうしたらいいんだ!

負けじと頑張ったら すばらしい未来が…

そういう話に ヒジョーに動かされます。

↑何かあったんでしょうか(笑)

いや この映画を見たのは

2年くらい前だったかな?

今も好きな映画には変わりないですけどね。


ちなみに

『ハリー・ポッター』シリーズを書いた J・K・ローリング。

彼女の半生をつづった

『ハリー・ポッター誕生―J.K.ローリングの半生』

これもおそらく 同じ頃に買いました。

有名な話ですが

ローリングも離婚して 乳飲み子を抱えながら

『ハリー・ポッター』を書き

生活保護を受けようと 申請した矢先に(たしか)

出版社から採用の連絡を受けたのでしたね。


見よ 女の底力!


彼女たちの生き様をみるとですね

こうしちゃいられんばい

何かしなきゃいかんとですたい

という気になる。


ごっつあんです。


経済的に また精神的に自立した女性をみると

すばらしい

こうありたい

と 思います。


まだまだです。


映画の話に戻ると

この物語は バイオリン教室ということもあって

音楽好きには二倍おもしろく感じられる作品です。

音楽が 感動を呼び

話の展開を いっそう盛り上げます。


話の内容は“Sister Act 2”に ちと似てるね。

どちらも音楽がテーマであり

廃止の危機を救う。


みんなの気持ちが一つになると

力が強まり

音楽もまとまる

という気がします。


だから 音楽はすばらしい。


ぜひ一度 ご覧下さい。


せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/07/28

Music of the Heart

American Beauty

Ameri

Music of the Heart

始まりはいつもオペラ

ショーシャンクの空の下で

トゥルーマンショー

I am Sam

モリー先生との火曜日

Mission Impossible1 2

Lord of the Ring

Harry Potter 1 2 3 4

めぐりあう時間たち

Eyes Wide Shut

月の輝く夜に

ショコラ

パイレーツ・オブ・カリビアン

クレイドル・ウィル・ロック

Beautiful Mind

小説家を見つけたら

シャイン

New Cinema Paradise

The Cider House Rule

Good Girl

Drum Line

エヴァとステファンとすてきな家族

Straight Story

ドナルドの算数マジック

セレンディピティ

ムーンライト・マイル

八日目

The End of Deep Ocean

ダ・ヴィンチ・コード

かもめ食堂

マザー・テレサ


途中 抜けているのもありますが

2003年あたりから 映画やビデオ等で見た作品一覧です。

育児に没頭していたこの頃

自由に外出できない自分にとって 楽しみと言えば

本や雑誌を読むこと

ビデオを見ること

でした。

時間はあるけど 家にいなくちゃならんのでね。


最近は

ビデオをゆっくり鑑賞するということが

あまりできない。


そのときできることを

十分やっとくもんだなあ。


この中でおすすめなのは

やはしMusic of the Heartです。

主演 メリル・ストリープ。

2回は借りました。

↑買えって感じですが。


ロベルタ・ガスパーリという 実在の女性のお話です。

ある日 旦那さんが突然家を出ちゃって

二人の息子を抱えて これからどうすりゃいいんだ

というところから 物語が始まります。


つづく

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/07/18

「人生にはコーヒーとたばこが必要だ」

おはようございます。

いつもつかっているテンプレートのフォント表示が変なので

一時的にこちらの ラブリーな絵に避難しております。

しかし 過去の記事において「改行」が反映されておらず

ヒジョーに読みにくい体裁になっている。

申し訳ない。

やい ニフティ なんとかしてくれ。

↑人のせい


久々にDVDを借りてきました。

Jim Jamusch “Coffee and cigarettes”

オマー・シャリフ「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」

聞いたことない?

わしも 初めて。


借りるジャンルは決まっていて

借りるならヒューマンドラマとなっております。


実はまだ見てないの。


子どもが熱出して バタバタしててね。

いやいや。

子どもは病気をするものです。

もう大丈夫ですが。


「人生には コーヒーとたばこが必要だ」

というのが 1枚目の作品のキャッチでした。

タバコは吸いませんが

コーヒーはよく飲みます。

それが私の 唯一の嗜好品。

酒は別に毎日飲むわけではないので

なくてもよろしいが

コーヒーがなければ かなりつまらん。

朝は必ず飲みたいです。


2作目は

母親のいない男の子が すさんだ父親と共に暮らしていて

ついにイブラヒムおじさんの店で万引きをしてしまう。

おじさんは 少年を責めるわけでもなく

盗むならこれからうちの店でずっとやってくれ

と 言う。

そのうちに父親も亡くなるのですが

おじさんの愛情にふれた少年が

生きる力を取り戻していく

という 内容らしい。


たのしみです。


また見たら 感想など一つ。

といいながら

読んだ本の感想もたまりにたまっていて

なかなかアップできませんが

ま いーか(笑)



せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/07/06

隠れユンギニアンの集い

「『六ヶ所村ラプソディ』を見ませんか」

と 熱心に声をかけてくださったIさん。

どうもありがとう。

彼女は 一度見たにもかかわらず

今回 私のために(か?) もう一度一緒に見てくれました。

隠れユンギニアン1号2号の 私たちは

昨年末まで 20年近く交信が途絶えていたにもかかわらず

ただ「ユング」という共通項一つで

語りまくっています。

どっちが1号で2号か という話は つっこまないでいただきたい。

わがんねーはんで(笑)

で お宅にお邪魔した際 その蔵書を見て

われわれの脳内が やはりシンクロしていることに気がつき

いまさらながら おもしろかった。

自分が持っている本も 数冊あり。

そして たくさんの本をお借りしてきました。

1.河合隼雄『無意識の世界』

2河合隼雄『宗教と科学の接点』

3.諸富祥彦『トランスパーソナル心理学入門』

4.菅靖彦『心はどこに向かうのか―トランスパーソナルの視点』

5.グレッグ・ヨハンソン+ロン・クルツ『ハコミセラピー―タオイズムと心理療法』

6.F・デーヴィッド・ピート.『賢者の石―カオス、シンクロニシティ、自然の隠れた秩序―』

以上です。

そして 2冊買ってしまったという

星野道夫『ノーザンライツ』を ありがたく頂戴しました。

最近 図書館に行ってないな~

本が読みたいな~

「あ~ 本が足りね~ じゃんじゃん持って来~い」

ルパン三世 カリオストロの城 状態だったのですが

期せずして たくさんのインプット

むさぼるように読んでおります。

例によって 付箋だらけです。

Iさんから返ってきた

ユング・コレクション13 C・G・ユング『夢分析Ⅰ』に

自分がつけた付箋の多さを見て あきれた…

なんじゃーこりゃー!by 松田優作

どこが大事かわからん。

↓ま いつものことです。

200707032209000

せば!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/07/05

「六ヶ所村ラプソディー」を見た

「ガイヤ・シンフォニー」は 逃しましたが

「六ヶ所村ラプソディー」を見ることができました。

3度目の正直ってやつです。

1回目のチャンスは 自分が熱でパス

2回目は 子どもが熱でパス

そして 満を持しての3回目!

見ました。

おそらく こんな具合に「ガイヤ・シンフォニー」も

見ることができるに違いない。

さて

六ヶ所村にある施設は 

原発で使った燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場です。

それは 日本で青森県六ヶ所村にしかない。

日本各地から 放射能廃棄物を こちらへ陸路で搬送しているのだとか。

もちろん 漏れないようにしてはあるけど

そのもののそばに寄ると 2秒で即死 だそうです。

この再処理施設 世界ではイギリスとフランスにある。

どちらも軍用を民間におろして使ったが

イギリスの施設では 事故が起きたので 閉鎖することが決まっている。

イギリスでは40年以上 放射能物質を海に流してきた結果

海底が夜不気味に光り 奇形の魚介が当たり前にいるようになった。

施設周辺には 小児白血病の子どもが多い。

子どもが白血病になった母親がこう言いました。

「みんな 健康なうちは 何も言わない。

経済効果だとか言って 平気でいられる。

病気になってやっと 『おかしいんじゃないか』と

騒ぎ出す。」

イギリスの漁師がこう言いました。

「イギリスでは 漁師のGDPに占める割合が1%に満たないから

自分が不満を言っても 役にたたない。

でも 日本は違う。

それに 魚を食べる国だから もっと発言すべきだ。

積極的に海の汚染レベルを調べておくべきだ。

補償をもらうときに必要になる。」

水俣のときも 「チッソは安全です。海に浄化機能もある。」

と言って 垂れ流しにした。

結局 今回の再処理施設というのも 

安全かどうか手探りで 見切り発車である。

映画の中で いろいろな人にインタビューするんですがね。

地元の人で 再処理施設に賛成している人 

国家の原子力プロジェクトの責任者の教授などが

自分を語るとき 

何とか正当化した理由を話すんですが

口にこそしないが 再処理施設はいいことではない

と わかっている目だった。それが とても印象的だった。

また 中立の人は 一様に

「自分ひとりが反対したところで だめだ」

と口をそろえていたのも 心に残った。

これは 誰が悪い とかいう 犯人探しの問題じゃなくて

自分がどうするかを問われる映画だ。

声高に反対を叫ぶのでは 

おそらく 推進派に力を与えるだけ。

いかに それをやめざるを得ない状況へ

どうみんなで運んでいくかを考えるのが

大切に思う。

イギリスが 将来の日本の姿…にならないように。

あと 自分の中で昨日

「水俣病」と「六ヶ所村」が一線で結ばれたのが

大きな発見だった。

今年初めに 直感的に買った 藤原新也『黄泉の犬』

これは オウム真理教と 水俣病のことについて書いてある。

最近シンクロしている 村上春樹作品 

これもオウム真理教と密接だと思う。

そして 今回の『六ヶ所村ラプソディー』と

見たいと思っている『ガイヤシンフォニー』。

全部つながっている。

せば… →暗い

| | コメント (2) | トラックバック (0)