人生の地図 -物語-
大平健『診察室にきた赤ずきん-物語療法の世界-』
これはおもしろい。
「むかしむかし、あるところに…」まさか精神科を受診して、昔話や童話を聞かされるなんて誰も思ってもみなかっただろう。でも、患者たちの当惑はすぐ驚きに変わる。そこに繰り広げられるのは自分の物語なのだ。悩みを抱えた心の深層を「赤ずきん」「ももたろう」「幸運なハンス」「三びきのこぶた」などで解き明かす、ちょっと不思議で、ほんとうは不思議じゃない12話の「心の薬」。内容(「BOOK」データベースより)
問題の渦中にいると
自分がどういう行動をとっているのか まったく見えない。
外界の出来事にただ反応し 無意識に動いている。
それを「あなたは今こうなっていますよ」
と 見せることで 意識的になる。
こんなアホなことをしていたのか…と正気になる。
「無意識を意識することが 問題を解決する」
という例は たくさんある。
前世療法 あれも「本当かどうか」は別として
自分を客観的に見せてくれるから 治るんじゃないか
と 考えるようにしている。
じゃないと あまりにも信じがたい症例なので。
ちなみに 何度でも書くが
『エデンの東』を読んだとき
自分はまさにこのパターンだな と思った。
『エデンの東』に限らず 物語の構成には主題があって
それが昔からずっと同じものが繰り返されているにすぎない。
『エデンの東』にある主題は
聖書にも 『アーサー王の死』にも
『ローマ建国史』 『ダフニスとクロエー』
『ギリシア神話』 『トリスタンとイゾルデ』にもある。
ろーまけんこくしって?
そんな質問は受け付けません。
笑
つづく
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